昨日の続きです。
理想の部活…と書いていると
まだまだ解決すべきところが
ありました。
昨日は施設…を挙げましたが
次は指導体制です。
今の中学校の部活動は、教員が
時間外は、ほぼボランティアでやっています。
これは経費もかからず良いのですが
今の世の中のニーズには合いません。
どこが…?
時間と場所を効率的に使う観点です。
あくまでも教員の本務は「授業」です。
私が言うのも、なんですが、部活は免許も要らないし
片手間です。
そこで私は、最近話題の「部活指導員」(引率もできる)の
最大限活用が良いと思います。昨日提案した
6,7時間目には指導員が来て指導する。
そして土日の大会にも引率をする…。
教員顧問は基本的にオブザーバーです。
では私のように「部活したい症候群」の教員は
どうするか?
それは、登録などによって部活をする「指導員」に
なれば良いのです。
ここでの問題点は、行政の上は、「部活指導員」を
教員の補助にしか見ていないところに問題があります。
それなりの指導力と実績を持った指導員をメインにすべきです。
そして最も大切で問題なのは、
もし、そうなった場合、生徒の負担感や疲弊感が
増大するということです。
外部から指導者が入ることによって
指導面では、安心できるのですが、
運営面、それから日々の
生活を忙しく送っている中学生のメンタル面も心配です。
それを解決できるのは
学校の職員も関わることのできる
私が提案した6,7時間目の部活という案ですが
またここで不安材料が…それは行政に
予算がない…という問題点です。
中途半端に予算化された「指導員」は逆に足枷になりかねません。
新聞記事によると「指導員」の報酬は最大年間34万だそうです。
これは週3回です。あとの4日はどうするのでしょうか?
スポーツ庁から出たガイドライン通りに週2回休みを取るにしても
週5回の活動に2日のブランクがうまれます。
さらに土日は2時間というわけにはいきません。
大会引率は2時間では無理です。
それでも、当校に限っていっても
部活の数がざっと数えて10以上あります。
10の部活が「指導員」を配置されたとして
年間340万円各学校にこんなに予算配当できるとは
とても思えません。
はたまた「指導員」が、そんなに多く、この低予算で
見つかるとも思いません。
問題山積です。
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