いつも素朴な質問で
意外に鋭いところをついてくるYちゃん
今日も廊下で大声で叫んでいました。
「先生,音楽するというのはどうすればいいんですか?」
「自分がやりたいようにやれば良いのです。」と私。
でも
やりたいように…が難しいのですね(^_^)v
たぶんクラスの合唱で,どうしたら良いか困っているのですね。
困るということが大切です。
音楽の答えは一通りではないですから
簡単な答えを求めてはいけません。
音楽は,本来機械ではないので
機能的技術的にできれば完成ではないのです。
そして
自分の音楽は自分だけのものです。
自分のやりたいように
自分の方向性を見つけるべきなのです。
それは
5分足らずの合唱曲でも
2時間のオペラでも同じです。
実は,今日の練習の時に
「トゥーランドット」をやりながら
同じことを考えていました。
「大会のときのようには,技術的には
揃わないかもしれない。でも
私たちの曲は,私たちにしかできない。
だから,場面をもう一度よく考えて
表現しなくてはいけない。」
そうすれば大会とは違った感動が生まれるはずだ。
合唱祭では,私たちの「トゥーランドット」を
聞く人に届けたいです(^_^)v
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