2016年12月21日水曜日

輝きの海へ…♪

先日サックスのレッスンで
来校したT先生が「この曲は
小学生を想定してはいないですよね。」と
おっしゃってました。
確かに楽器を持って
数年の小学生には
この連符の嵐(確かに嵐の場面なのですが)や
金管(とくにTpの高音域)にはきつい曲です。
でも
素直な小学生或いは中学生は
あまり難しい等という先入観を持たずに
練習に入って、やり抜けてしまう。
これが恐ろしい…人間やればできるものなのだ。
と思ってしまいます。
そして
次にやる曲は「前にやった曲より簡単(難しい)」という基準で
決めてしまう。
こういう積み重ねが日本の吹奏楽を発展させ
中高生の演奏としては世界一という技術の進歩を
もたらしたのです。
これは素晴らしいことですが
今の吹奏楽はどんどん技術偏重の世界に入っていってます。
顕著な例は「華麗なる舞曲」に代表される難曲です。
挑戦としては素晴らしいのですが音楽の本質からは
離れている気がしてなりません。
技の習得は楽しいですが…。
吹奏楽は争いごとではありませんから…。
でも
コンクールはやはり一音にしのぎを削る
戦いかもしれません。
これから迎える大会は「新人戦」ですから…!


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