来校したT先生が「この曲は
小学生を想定してはいないですよね。」と
おっしゃってました。
確かに楽器を持って
数年の小学生には
この連符の嵐(確かに嵐の場面なのですが)や
金管(とくにTpの高音域)にはきつい曲です。
でも
素直な小学生或いは中学生は
あまり難しい等という先入観を持たずに
練習に入って、やり抜けてしまう。
これが恐ろしい…人間やればできるものなのだ。
と思ってしまいます。
そして
次にやる曲は「前にやった曲より簡単(難しい)」という基準で
決めてしまう。
こういう積み重ねが日本の吹奏楽を発展させ
中高生の演奏としては世界一という技術の進歩を
もたらしたのです。
これは素晴らしいことですが
今の吹奏楽はどんどん技術偏重の世界に入っていってます。
顕著な例は「華麗なる舞曲」に代表される難曲です。
挑戦としては素晴らしいのですが音楽の本質からは
離れている気がしてなりません。
技の習得は楽しいですが…。
吹奏楽は争いごとではありませんから…。
でも
コンクールはやはり一音にしのぎを削る
戦いかもしれません。
これから迎える大会は「新人戦」ですから…!
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