今日は久しぶりに
新人戦の課題曲(新人戦では選択曲)の
「オーディナリー・マーチ」を
やりました。
このマーチは昨日亡くなった
「吹奏楽の神様」屋比久勲先生が
広めてくださったと作曲者の髙橋さんが
述べていました。
追悼の気持ちというには
少しお粗末かもしれませんが
心を込めて演奏しました。
(誰にも言いませんでいたが)
肝心の演奏ですが
久々にやると随所に大切なことを
忘れていて困ったものです。
曲の仕上げ方には、いろいろな段階があると
思うのですが
まずは譜読み…楽譜が音になった状態
次に音楽…これがまさに音楽作りの段階で
曲が生きるか死ぬかはここで決まると思うのです。
往々にして中学生の音楽は
第一段階で停まっています。
でも
音楽が楽しいとか感動的だとかは
第二段階が重要です。
音楽を感じさせるからこそ
そこに「好み」や「趣味」が入るのです。
今日の合奏では
第一段階のはじめから上手くいきませんでした。
大会があるから頑張る…は、当然ですが
本来音楽は常に聞いてくださる方を
想定して聴衆の耳と心を満足させるのが
一番なはずです。
少ない時間で曲の仕上がりを早めるには
集中力しかありません…!
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