2019年2月28日木曜日

多忙感の原因…。

今日夕方仕事をしながら
ふと思いました。
「この多忙感の原因は
仕事が複数重なっているからだ。」
一般的に考えて
中学の教員は
・授業
・部活
・学級経営
・校務分掌
という仕事を常に抱えています。
これらを
「適当に」こなすほど能力も高くないし
いい加減でもないのです。
どれもこれも
外せない…。
だから困るのです。
多忙なのです。
このうちのどれかを誰かに
やってもらえれば良いのですが…。
また
↑ の中でもっとも
優先順位が低いと思われるものが
「部活」なのです。
なぜかといえば
「部活」は教育課程外の自主活動だからです。
わかりやすく言えば「やらくてもよいもの」なのです。
しかし
そこに矛盾はあります。
今日も「学校だより」が配られ
3年生の中学生活の思い出がクラス分載っていましたが
3年生7クラスのうち5クラスは「部活について」でした。
これを教育課程外だと言って切り捨てても良いのでしょうか?
答えは「否」です。
とくに私は自他共に認める
部活オタクなので
「部活」を主に担当させていただければ
何も文句はありません。
こういう私と
自分がやったこともない未体験の部活を
無理矢理やらされている人では
当然温度差があってしかるべきです。

最初の話に戻って
もう少し各自の適性に特化した勤務様態を
つくり出さなければ教員の多忙感は
なくなりません。
みなさんいかが思われますか?

PS
新規開店の中目黒、スタバロースタリー東京に
行きたいです(^_^)


2019年2月25日月曜日

思い出話…。

私が教員になった昭和の末期は
中学校では「校内暴力」が問題になり
テレビでは「金八先生」が人気でした。
新採用の私は、全く授業も部活も
上手くいかず、
毎日言うことを聞かない生徒を
どう学習させるか?
そして
いかにして学校生活を全うさせるか?が
大きな課題でした。
今は
学校も落ち着きを取り戻し
社会の目は
学習の進捗に向けられています。
これは,望ましいことなのですが
学校は、学習に目を向けすぎると
必ず「荒れてきます」なぜでしょうか?
それは生徒に目が行かなくなるからです。
「学習に目を向けると生徒に目が行かなくなる?」
疑問が多く湧いて来ると思いますが
学校というところは
30人以上の集団で学習する場であって
個々は,それぞれに対応するしかないのです。
ですからあの手この手で
学習の方策を巡らすとその方策にもれる
生徒がたくさん出てきてしまうのです。
もともと、生徒は「学習は大切なもの」と考えていますが
好きではありません。そこで
学習や授業の課題に対応しきれない人がドロップアウトして
学校に対して反抗する…それが学校の「荒れ」の構図だ
と思います。
そしてちょっと荒れ出すと
教師の仕事の中心は「授業」から「生徒指導」に
移ってきます。
そうするとさらに目が行かなくなります。
そんななかで20代の私は
部活で生徒をガンガン引っ張っている先輩を
羨望のまなざしで見つめていたのでした。
<つづく>

2019年2月24日日曜日

JBAソロコン関東甲信越支部大会…♪

美しい国立音大…春です♪
今日は東京立川にある
国立音楽大学でJBAソロコン関東甲信越支部大会が
開催されました。
一日役員として中学生・高校生他
70人余りの演奏を聞きました。
そこで
改めて感じたことは
個人のレベルアップなしに
演奏力のアップはあり得ない。
そして今
「一番足りなのは個人力だ…!」
と感じました。
それくらいに今日のレベルは
高かったです…!
最初の中学生のR.シュトラウスの
ホルン協奏曲からビックリしました。
次のファゴットがまた凄い!
こんなレベルになるのは
本人の練習はもちろん
周りに意識の高い仲間がたくさんいて
切磋琢磨しているに違いない…!と思いました。
残念ながら新潟は、非常に健闘していましたが
そこまでのレベルではありませんでした。
これからですね。
この関東甲信越の過去の受賞者が
プログラムに載っていたのですが
あの今をときめくサックスの上野さんも
オーボエの荒木さんも入っていました。
凄い大会です!
みなさんもまだまだチャンスはあります。
ぜひ来年は出てみませんか?


2019年2月20日水曜日

ファシリテーション…♪

今日は、理事会で今年度の
吹連事業について会議があった後
研修会でファシリテーションをしました。
前回もやっていたので
慣れたものです。
今回のテーマは
「1週間の練習メニューを決める。」でした。
グループを作って
話し合った結果
結局時間が足りない…ということになりました。
しかし
少ない時間でも工夫次第では
最大の効果が得られるはずです。
最大の効果を産みたいものです。
そして
学校へ戻ったら
今日はJ−BEST と風笛でした。
どちらも定演で演奏する曲です。
頑張りましょう(^_^)b


2019年2月19日火曜日

定期演奏会のお知らせ…♪

今年も例年のごとく定演の時期となりました。
練習に励み頑張ります(^_^)b
今年はゲストも増え豪華に…!
さらにはOB演奏も企画中です。
参加希望者は、ぜひ私まで一報ください。
みんなで例年の倍は盛り上げましょう\(^_^)/


2019年2月18日月曜日

働き方改革…その先に見えるものは?

今教員が働きすぎ…といわれて
働き方改革が叫ばれています。
もちろん悪いことではありません。
しかし
なぜ今なのでしょうか?
そして
なぜ教員が話題の中心であるかのように
話が進むのでしょうか?
仕事が忙しく
休みが取れない…取らない
日本人は「勤勉」良いじゃないですか?
そのまま進めば…違った形で世界中に
モデルを見せることができるような気もします。
だが
論点はそこにありません。
結局
教員の働き過ぎは
景気の回復傾向にしたがって
民間に人材がとられ
教員のなり手が少なくなって
正規教員ばかりか
講師までも人材不足なこと。
また
政府は明らかに人員が不足している
ものに対して
まったく別の時短でごまかそうとしていることに
起因すると思います。
だれかが
給料を2倍にして
人員も2倍にする政策を
実現すれば
教育の諸問題は
ほぼ解決すると思います。
ぜひ
やってみてください。
金は出さない。
人も入れない。
時間も削れ。
実績も出せ。
いじめもなくせ。
無理です。

2019年2月17日日曜日

新しい風…♪

昨日は卒業生で現在東京で
教員をしている人が見学に来ました。
テストで部活がない日を使って
わざわざ新潟まで来てくれて
勉強して帰りました。
現任校は都心の学校で
生徒数が少なくて全校で150名弱
吹奏楽部は12人だそうです。
いろいろな苦労話を聞きながら
私の方が勉強させてもらいました。
これからは来月にある
地域の合同コンサートに向けて
練習をするのだそうです。
吹奏楽の原点を見た気がします。

今日はやはり卒業生で
今年教育学部に入学が決まった人に
会いました。
とても将来に向けて意欲的で
「早く実習に行って,現場を見て
教員になりたい!」と言っていました。
夢に燃えている感じです。
素敵です。
人間何が輝いて見えるかと言えば
将来に展望を持ち、その夢を語るとき
人間はもっとも輝くと思います。
是非とも頑張ってください。
こういう人と一緒に仕事がしたいなぁ…。
と思います。

2019年2月16日土曜日

ジョイント打合せ…♪

今日は午前練習の後
ジョイントコンサートの打合せでした。
例年参加しているこのジョイントコンサートも
今年は23回目です。
一口に23と言いますが
23年もあれば
生まれた子どもが
大人になってしまいます。
ジョイントコンサートコンサートに
出演した中高生が
もうすでに社会に出て活躍しています。
歴史を感じます。
ですが
コンサートのコンセプトは
変わりありません。
課題曲演奏と
チーム演奏
そして
合唱
全員合奏と行います。
中学生にとっては
身近に高校生や他校の生徒と
演奏ができる貴重な機会です。
ぜひ
有意義で盛り上がったコンサートにしましょう…♪
今年の本番はGW10連休のど真ん中
4/29 りゅーとぴあ です。
みなさん手帳に書いておいてください…!

2019年2月14日木曜日

曲が仕上がるとは…?

今日は久しぶりに
新人戦の課題曲(新人戦では選択曲)の
「オーディナリー・マーチ」を
やりました。
このマーチは昨日亡くなった
「吹奏楽の神様」屋比久勲先生が
広めてくださったと作曲者の髙橋さんが
述べていました。
追悼の気持ちというには
少しお粗末かもしれませんが
心を込めて演奏しました。
(誰にも言いませんでいたが)
肝心の演奏ですが
久々にやると随所に大切なことを
忘れていて困ったものです。
曲の仕上げ方には、いろいろな段階があると
思うのですが
まずは譜読み…楽譜が音になった状態
次に音楽…これがまさに音楽作りの段階で
曲が生きるか死ぬかはここで決まると思うのです。
往々にして中学生の音楽は
第一段階で停まっています。
でも
音楽が楽しいとか感動的だとかは
第二段階が重要です。
音楽を感じさせるからこそ
そこに「好み」や「趣味」が入るのです。
今日の合奏では
第一段階のはじめから上手くいきませんでした。
大会があるから頑張る…は、当然ですが
本来音楽は常に聞いてくださる方を
想定して聴衆の耳と心を満足させるのが
一番なはずです。
少ない時間で曲の仕上がりを早めるには
集中力しかありません…!

2019年2月12日火曜日

2019課題曲…♪

テスト直前に今年の課題曲が
送られてきました。
テストが終わって
3連休の1日目に希望調査
そして今日初音出しをしました。
毎年
課題曲が出るたびに
「今年はどんなに素晴らしい曲なんだろう!」
期待は高まるのですが
ふたを開けてみれば…。
今年もご多分に漏れず…でした。
今日合奏したのはマーチ2曲ですが
楽譜は、どちらも難しくはありません。
しかし
課題曲の課題はこれからです。
毎年毎年
半年くらいかけて
課題曲を練習しますが
なかなか満足のいく演奏には
なりません。
それは
課題強だから…というプレッシャーもあり
精度を高めなければ評価を受けにくい
ということでもあります。
いずれにしても
この4曲のどれかを、また半年余り
練習するわけです。
できれば精度の高い,上質な曲に仕上がれば
良いと考えます。

2019年2月10日日曜日

JBAソロコン…♪

ホールで演奏…気持ち良い♪
今日は部活は休みで
JBAソロコンが燕で開催されました。
私も一日役員で聞いていました。
吹部のみなさんの活躍が
光った大会でした。
最優秀をゲットして
関東甲信越大会に進んだみなさんは
本当におめでとうございます。
さらにもう一つ上を目ざして
頑張りましょう。
他のみなさんも時間のないなか
頑張りました。
合奏力の向上には,個人の技術
アップなしにはありえません。
みなさんの努力と練習が
他の部員にも必ず良い影響を与えます。
ソロコンは次は吹連主催で来月開催されます。
こちらも頑張りましょう。
そして
今回出場しなかった人も来年はぜひ出場して
腕を鍛えてください。

2019年2月8日金曜日

部活再開…♪

やはり私の趣味は部活です。
テストが終わり
採点を山ほど抱えてフウフウ言っていますが
今日の昼から
楽器の音が聞こえてきました。
いつもなら昼に音?ということですが
次の日曜にソロコンを控えていて
練習を始めたようでした。
素晴らしい…!
頑張れ!ソロコン!

部活は今日は少しロングヴァージョンで
2時間15分できました。
ガイドラインを守れというなら
毎日この位の時間は確保して欲しいな…。
と思ったのは私だけでしょうか?

今日は課題曲DVDを見て
その後は定演の曲の譜読みでした。
譜読みは,けっこう手こずりましたね。
それは,その後の合奏でよくわかりました。
なにが難しかったって
変拍子とシンコペーションです。
変拍子は慣れが必要です。
作曲家が変拍子を使うときは
おおむね踊らせたいときです。
踊りには、ステップがありますが
変拍子のステップはユニークで
癖になるのです。
最初は,取っつきにくいですが
冷静に楽譜を見てゆっくりさらってください。
大丈夫です。できます。
シンコペーションは、
ポップスでは定番です。
シンコペーションが読みにくい場合は
タイやスラーを外して演奏してみてください。
信じられないくらい単純になるのです。
そして,こういう傾向の曲は
乗り始めると止められなくなります。
いわゆる「やみつき」です…♪

2019年2月6日水曜日

働き方改革…。

1月25日に中央教育審議会(中教審)は
働き方改革の答申を出しました。
結果を一言で言えば
「金は出さないが口を出す」
という感じです。
例えば
【基本的には学校以外が担うべき業務】.
 1 登下校に関する対応.
 2 放課後から夜間などにおける見回り,児童生徒が補導されたときの対応.
 3 学校徴収金の徴収・管理
 4 地域ボランティアとの連絡調整

【学校の業務だが,必ずしも教師が担う必要のない業務】
 5 調査・統計等への回答等.
 6 児童生徒の休み時間における対応 
 7 校内清掃
 8 部活動 

【教師の業務だが,負担軽減が可能な業務】 
 9 給食時の対応 .
10 授業準備.
11 学習評価や成績処理
12 学校行事等の準備・運営
13 進路指導.

14 支援が必要な児童生徒・家庭への対応 

 こんな答申が出されました。1~14
この方策で学校はより良くなるのでしょうか?
さらに言えば私たちの仕事は軽減されるのでしょうか?
どうしても,そうは思えません。
すべてに現状の抱える問題点があり
それを学校外やボランティアに丸投げできるとは
思えないのです。
学校の運営や生活を一変させるのでなければ
この答申は「絵に描いた餅」に過ぎません。
しかし、私はアイディアがあります。
簡単です。教員数を倍にすれば良いのです。
そうしていろいろな場面で軽減を図れば
ほとんどの問題は解決します。
問題は予算です。
しかし来年度は全国の教室にエアコンが付くらしいです。
危機感を持って予算をつければ可能なのです。
結局、教育や学校、教員の働き方には政府、文科省の
危機感がないということなのです。
危機感のないところには「改革」は起きえません。

つづく

2019年2月4日月曜日

バンフェス…♪

JOY!!の衣装、高校生が100均素材で作成!尊敬!
昨日はバンフェスでした。
この行事は吹奏楽連盟の中でも
大会とは異質の
和やかな行事です。
でも
いろいろな団体の「今」が
垣間見えとても参考と刺激をもらえます。
とくに今回は高校生と合同バンドで
凄く近い年齢のお姉さん、お兄さんと
練習、演奏ができて良かったですね。
こういう機会は、今までジョイントしかなかったので
ありがたい…と思いました。
また
リーダーズバンドの演奏は
いつもながら力の入った熱演で
素晴らしい…とくにマエストロ福本は
昨日まで「バラバラ状態」だったバンドを
ものの見事にまとめてくださるので
感動ものでした。
そして
毎回のソロは今回は「チューバ」でした。
やはりチューバは普段あまり日の目を見ませんが
こうしたソロを聴かせていただけると
この楽器の魅力に気づかされます。
また
メロディもさることながら
伴奏パートも上手な演奏とは
こういうものだという見本があり
感動しました。
みなさんはこんなところにも
目が行っていましたか?
さらに
ナレーションの松井さんは
音楽は全く素人ですと
お話ししながら
素晴らしい語りをしてくださいました。
さすがプロは違うな…と再確認しました。
バンフェスでも宣伝した定演に
行ってみたい…!とアンケートにも書いてありました。
次は定演にむけて頑張りましょう(^_^)
その過程に課題曲があります。
まずはテストをクリアかな?

2019年2月2日土曜日

リーバンリハ…♪

今日はテルサで
明日のバンフェスの中核行事の
リーダーズバンドのリハーサルでした。
朝から100人以上の中高生が
テルサのステージにぎっしりと並んだ姿は
壮観でした。
リハーサルは生徒指揮によるファンファーレから始まり
今回のゲストによるチューバの独奏を中心とする
音楽劇があり
お昼をはさんで
中学生主体のアルメニアンダンスパート1
なかなか難曲です。
その後高校生を主体とするノートルダムの鐘
そしてアンコールです。
曲目は、明日のお楽しみです♪
今年20回を数えるこのバンフェスは
冬の一大行事となりました。
(手前味噌ですが…)
今後ますます発展することを願います\(^_^)/

2019年2月1日金曜日

リーバン〜バンフェス…♪

今日は帰りの会後に
楽器だけ降ろして
明日の朝積み込み
リーバンのリハーサルに
向かいます。
そして
明後日がバンフェスの本番です。
みなさんはテスト期間でもあり
練習がなかなか厳しいですが
今回は高校生との協演です。
とても楽しみにしています。
中学生のみなさんからも
やはり直近の先輩がいるということで
「楽しみだ!」という声が大きいです。
このバンフェスは
楽しみ方がいろいろあります。

まずは
自分たちの演奏…これがメインであるわけですが
今回は新人戦も演奏したエルカミを高校生も入った
大編成で演奏することが非常にワクワクします。
とくに聞き処は中間部のメロディです。
高校生と言っても年齢的には1〜2歳しか違わないのですが
こんなにも大人っぽく演奏できるものかと思うくらいに
「大人の演奏」を披露します。是非お楽しみに、
またSMAPのJOY!!ではダンスもお楽しみに…。

次はリーバンです。
当校の生徒も5名出演しますが中・高生合わせて150人の大迫力と
チューバのソロによる音楽劇「チューバのタビーちゃん」
また名曲中の名曲「アルメニアンダンスパート1」
「ノートルダムの鐘」も聴き応え満載です。
そして華麗な指揮でいつも私たちをうならせる
マエストロ福本のソロにも、うっとり魅了されること確実です。

さらに
各学校の単独演奏や合同演奏は
それぞれの学校や地区の「今」を
知ることができる良い機会です。
この時期に「仲間たちが頑張っている姿」は
必ず励みになります。

というわけで
このテスト前の貴重な1日を
ぜひ下越バンドフェスティバルに足を運んでください。
ご来場の節は入場料500円とマスクをお忘れなく…<(_ _)>