この音楽室…これも格差? |
2年生の生徒・保護者に説明する会が
ありました。
この会自体は毎年行われている
とくに物珍しいものではありません。
それを聞いて考えたことがあります。
高等学校には
設置者別に
国立
県立
市立
市立があり
現在、新潟には国立の高等学校は
ないので
県立+市立=公立と
私立があるのですが
よく中学生から
「私立はお金(学費)が高いから
行けない。」という言葉を聞きます。
でも、
私は進学先を、そういう観点で選んで欲しくは
ありません。
遠い過去…私が受験した40年前は
私立は「滑り止め」と呼ばれ
公立を受験失敗した人の受け皿でした。
現在もそういう側面は残っていますが
現在は、公立はすべての人に、
ある程度、平等に教育を受ける権利を
与える…という観点で、特徴がなくなりつつあります。
授業料はもちろん、いろいろな徴収金が
最小限に抑えられています。
だから、一つの分野…部活や、進学に予算を回すのが
大変になっています。
そのために、いろいろな指導が観念的になってしまっているような
気がしてなりません。
その点、私立は、もちろん学費はかかりますが
主体性を持って選べば
部活に特化した学校で学ぶことも可能です。
これは、よく甲子園常連校が専用球場をもっていると
言われるようなもので、吹奏楽も学校によっては
専用練習棟を持っている学校もあります。
また部活ばかりではなく
進学についても授業時間数や教科の割り振りなども
私立は学校の特色…ということで自由度が高いです。
わかりやすく言えば、土曜日は現在基本休日ですが
私立のほとんどは、授業をやっています。
公立では教員の勤務時間と手当で難しいです。
もちろん低予算で良質…というのが
最良でしょうが、世の中そんなに上手くはいきません。
私は思うのです。
公立か私立かの選択は
効率か特色かの選択なのかな…!
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