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挨活も力なり! |
今日は定例の月曜休みですが
いつもとは違って他の部は大会前で活動中です。
なんか私たちだけ休んでいて良いの?という気持ちにも
なるのですが
月曜休みが始まってから
塾や病院など月曜に入れてくれる人が
多くなりました。
他の日に支障がないようにという配慮ですね。
素晴らしい…やはりこの部はこんなふうに
お互いを思いやることが大切なのです。
そして昨日の新聞に出ていたことで気になることがあります。
「中高の部活に休養日を設けるよう文部科学省が方針を出す」
実は、まだそんな段階なのか?と思いました。
当校では2年ほど前から原則的に月曜が休養日です。
吹部は活動場所には音楽室や普通教室があり
比較的恵まれていますが
運動部は体育館で前半後半で活動時間1時間などということも
多くあるようです。
これは図らずも文科省の方針を先取りしています。
結局部活も学習と同じく格差社会なのだなと思いました。
日本の公立学校はかなり教育環境的には恵まれていると
思うのですが私立学校にはとてもかないません。
でも私立はその分授業料も高額です。
私は思うのです。
「もっと緩くて良いのではないか?」
学習は大切ですが
私が最も大切だと思うことは
「学習する姿勢を育てる」ことだと思っています。
でも、今の子どもたちは
「いやいやながらも学習に目を向けさせられている。」ような気がして
仕方ありません。
もっと放っておいて良いのではないのでしょうか?
そうすることで自然に選択していくものではないでしょうか?
今の世の中
学歴がすべてなどと思っている人は
ほとんどいないと思います。
そして高校は進学率98%を超え、ほぼ全入です。
大学でも進学率こそ50%位ですが
学校さえ選ばなければ大学進学も難しくありません。
よく言われている「そんなことじゃ高校(大学)に行けないよ。」という
脅し文句は通用しなくなっているのです。
良い高校(大学)に行かなくては良い仕事に就けない。
そしてそれは社会で落伍してしまう。
そんなことはありません。
そんふうに言えば勉強しなくなる…そんなこともありません。
もともと人間は知的好奇心の塊です。
知らないことや新しいことには興味を示すのです。
それをいかに自分のものにして
社会で通じるように応用するかは
本人の自覚と努力次第です。
そこで強制が入るので嫌気がさすのです。
ここまで来ると
学習も部活と似てきたような感じがします。
自分で選択した活動(学習)を諦めずに
最後まで全うする…継続には忍耐も必要です。
それが大切だと思いませんか?