雪の影響で部活時間が
短くなっています。
より一層,効率的な時間の使い方が
求められています。
しかし実態はどうでしょうか?
このところ何度も読み返している
「行動四原則で強くなる吹奏楽」という本が
あります。準備室にあるので興味のある人は
ぜひ手に取ってみてください。
だいたい2時間くらいあると読めます。
全国に出る学校は
「行動が早い。」
「歌が歌える。」
「楽器運びが素早い。」そうです。
部活以外にも、いろいろなことに結びつきます。
良いとこどりをして
格好をつけてもダメだということです。
人は意外にあなたの行動を見ています。
そんなとき新聞では
スポーツ庁が
中学校の部活は平日2時間休日3時間
週2回の休止という指針を打ち出しました。
これは主に最近よく言われている
中学教員の働きすぎを解消するためのようです。
これは悪いことではありません。
しかし
平日2時間…と言いますが2時間の確保は
実に難しいです。
夏でも平常授業で16:00〜18:00が精一杯です。
それでも係や委員会、居残り…で全員が揃って2時間
活動などできる日は皆無です。
それが今のように冬になれば
活動時間1時間以内…ということはザラです。
それで、どう向上を図れと言うのでしょうか?
放課後、会議や打合せ、補習、委員会…こういったものを
ゼロにしてもらって、さらには毎日5時間授業でもなければ
無理です。
それでもこの指針が出てくれば
まずは休止日ありきです。例えば日曜と水曜を休みに
設定したとします。
では,他の日はしっかり活動できるのか…と言えば
先にも述べたように難しいのです。
さらに先週今週のように雪でも降れば活動はできません。
結局先週末から今週にかけて吹部は3日部活を休止しました。
他のほとんどの部は4日休止でした。
これでは,自主的、計画的に自分たちで活動なんて
ありえません。
私たちは活動の保証をして、適切にアドバイスを
することが大切だと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿