2018年9月10日月曜日

西関東大会に参加して…。

現在の学校に赴任してから
西関東に7回出ました。
アンコンも含めれば20回近くの
西関東大会に出させていただいたことになります。

能力の高い、素直な素晴らしい生徒に恵まれ
協力的な保護者の絶大な支援もいただき
存分に活動することができました。

一昨日の演奏後の爽やかで晴れやかな笑顔が印象的でした。

しかし
20回近くの西関東ですが
なかなか全国には手が届きませんでした。
その原因を考えてみると
一番に思い当たるのが
私の指導力不足です。
もっとできることがあったと思います。
でも
やらせなかった。
やらせることができなかった。
これを挽回する機会が巡ってくるのでしょうか?

ぜひ…ぜひ…なかなか夢の舞台へ立つことを
あきらめることはできません。
機会があれば必ずや狙います。

そして今後のために
私の言い訳ばかりでは発展性がありません。
もう少し,次の世代の生徒たちに役に立つことを
記録しておきます。

今年のメンバー…とくに3年生は
夏休み後半から練習に対する姿勢が
大きく変わりました。
県大会、選考会で代表になって
一度緩んだ気持ちを再び緊張させようと
6役がいろいろ工夫していました。

そのなかで
私は2つの要素が練習には必要だと感じました。
1つ目は、強い練習リーダーの存在。
部長とか6役とか言っても、みんな同学年
または1年下なので、言葉に遠慮がある。
本当に重要なことを言えない。
それは,ずっと前からわかっていたことだと思いますが
夏休み後半から、けっこう具体的に指摘できるようになった
それはリーダーが育ったことと,受入側が積極的になったことだと思います。

2つ目は、曲を具体的にイメージして演奏すること。
曲は、どの曲も作曲家の思いがこもっています。
その思いを考えるようになって曲の変化がわかるようになったことが大きいです。
そして,それも各個人が自由に言える雰囲気があったということです。

ただ、1つ目も2つ目も、すべてのメンバーがそうでなかったということが
難点です。それが一体感を作りきれなかった原因だと思います。

とくに
1つ目のリーダーは6役を中心に、もっと早く、
春から…いえいえ
6役が交代した秋から遠慮なくズバズバと「練習では厳しいことも指摘する」
ということが普通になっていなければ向上はないのです。
何人かが「うまくいかないな」と思っていても
それを指摘しなければ,こんなものだと思ってしまうはずです。
今後、ますます練習時間は少なくなってきます。
そんな中で
効率良く上手くなり実績を上げるには
厳しく指摘し合う雰囲気作りが必要不可欠です。
極論を言えば
練習でも人から意見を言われてめげるようなメンタルの人は
そこから鍛えなければいけない…と言うことです。
毎年、3年生は今頃になると
そんな状況を飲み込み
さらに向上しなくてはいけないと考えられるようになるのですが
その頃には、世代交代なのです。
後輩への引き継ぎの第1ポイントは
その練習方法やメンタル面にしなくてはいけませんね。

そして2年生は
明日から部長をはじめとして
6役がきまり
アンコン
水辺
新人戦
バンフェス(リーバン)と
忙しい1年が始まります。
それを忙しい,辛いと考えるか?
充実した時間ととらえるかは
自分自身の問題です。

私個人の意見としては
人間は忙しいほうが
いろいろ工夫して充実した
実績を上げることができると考えています。
(もちろん勉強/成績も含めてです。)
どうですか?



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