今年の自由曲はプッチーニです。
20世紀の初頭を代表するこのイタリアの大作曲家は
素晴らしい歌劇をたくさん残しています。
歌劇そのものは
悲劇の結末がお約束だったり
設定が嘘くさかったり
日本で言えば
歌舞伎のようなわざとらしさを感じるのですが
この「トゥーランドット」も設定は
なんとも奇想天外、荒唐無稽で
ついには馬鹿馬鹿しくさえなってしまいます。
でも、
音楽は凄いです。
なにが凄いって
いつも発見があることです。
何気ない音が
すべて意味を持っているのです。
これが課題曲などでは
ただの音のコピペかと思う
音列が見受けられるのです。
そのあたりに
作曲家の才能を感じ
深さを感じます。
そんな大作曲家の未完の歌劇に
ほんの数分触れさせてもらえることの
喜びを感じながら演奏しています。
まだまだ課題がたくさんあります。
長く演奏したい1曲です…♪
0 件のコメント:
コメントを投稿