2018年8月2日木曜日

高名の木登り…!

「徒然草」という鎌倉時代の随筆に
「高名の木登り」という話があります。
ある木登り名人が、木を登っている人に
「下の方に来たら気をつけなさい。」というのです。
周りの人は「高い所こそ気をつけなければならない。」のでは
と不審に思って聞いてみると名人は
「高い所は誰でも気をつけるもの低い所こそ
きをつけなければならない。」と教えたそうです。
これは
私たちの練習でも同じです。
いつも間違っている所や
上手くいかない所はたくさん練習をしますが
いつもできているところや
何気なく通り過ぎている所が
恐いです。
また
演奏そのものについても
できているつもりが一番恐いです。
できているつもりやっているつもりでも
聞いている人には
そう聞こえていないものがあるのです。
夏休みに入って毎日練習していると
だんだんできたつもりになります。
そして
できな所は、できないと決めつけてしまいがちになります。
それが恐いです。
最後の最後まで自分の課題を見つけて練習をしましょう。
それが解決の早道です。

ちょっと国語の先生っぽかったですか?(^_^)v

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