音楽は不思議です。
音符が並んでいればとりあえず音楽に聞こえます。
最もわかりやすい例がコンピュータ音楽です。
コンピュータには感情がありませんが
美しい旋律を演奏すればそれなりに聞こえるのです。
そこから最も遠い例が吹奏楽だと思います。
吹奏楽は「息を使います。」だからこそ気持ちがこもるのです。
気持ちのこもらない音は退屈ですね。
演奏に完璧はありません。
とくに中学生が完璧などということは
考えられないことです。
完璧ではないから「頑張る」という要素が
大きいのです。プロのようにさらっと演奏したいと思うのですが
実はプロのように演奏してしまったら
上手いけど、つまらない演奏になるかもしれません。
2日間のレッスンを通して
私たちの得たものは
「音楽は、楽してはできない。」ということだったような気がします。
一つ一つの音を大切に、最後まで気を抜かず
考えながら演奏する…そうすることで
音楽の中にある深い内容が自分のものとして
表現されると思うのです。
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