吹奏楽クリニックに参加してきました。
と言ってもほぼ一日M802という教室で 作曲家の天野正道先生の課題曲分析を聞いていました。
でも、その内容は、素晴らしい…。 私たちが半年かけて研究するものを課題曲が発表されてから 今日までの10日くらいで分析してしまうのですからさすがプロです。
近くにこんな所も…! |
参考になるお話を気さくにしてくださいました。
詳しくは、各曲いろいろあったのでまた後ほど練習のときに紹介するとして
一言ずつ天野先生のコメントから紹介してみます。
1最果ての城のゼビア…作曲家から見て突っ込みどころ満載…いろいろな矛盾がある。
演奏のアラも出やすいので審査員の立場で言えば審査も楽かな。
…では、素晴らしい演奏をすれば他より目立てるということかな。
2行進曲「勇気のトビラ」…オーソドックスなよくできたマーチ。楽譜通りに演奏すれば 差がつきにくい。
…ということは、楽譜通りにできなければ差がついてしまうということ…(性格悪い(*^^)v
3斎太郎節の主題による幻想…楽譜がよく工夫されて書いてある。中学生にも演奏しやすい。…演奏しやすいということは、聞いた印象がパッとしないことでもあるかな。
4コンサートマーチ「青葉の街で」…一番短いので多く演奏されると思う。でもマーチは基本が2拍子なので4拍子のマーチは、変に感じてしまう。また最後の転調が激しく強引。FGソロがあるので、fgの無い団体には向かない。…FGソロもきついが私は最後の転調が許せない。
5きみは林檎の樹を植える…天野先生なぜかベタ褒め「こういう曲が好きだ。」そうです。…私も好きです。いい曲だなぁ。やってみたいです。
10:30〜15:30までこの課題曲講座を受講したあと
ホールで杉並高校吹奏楽部の演奏を聞きました。
素晴らしく気合いの入った演奏でこれはこれで感動しました。
みなさんは,テスト勉強の一日だったと思いますが
私は「課題曲学習の一日」でした。
大変有意義でした。
あとは自由曲だ…(ー_ー)!!
0 件のコメント:
コメントを投稿