このCDを一回聞いてみてください。
(準備室にあります。)
ストコフスキーという巨匠の演奏ですが楽譜が、あちらこちら変わっています。
この巨匠は、ときどき楽譜に書いてない音を勝手に入れたり,Pを f で演奏したりかなり自由な演奏をしています。
でも、それが有名になったりしますので、さすが巨匠です。普通ではありえません。
それを真似をするのではありませんが私たちは、もっと自由に自分なりに演奏して良いのではないでしょうか。
もちろん勝手気ままというわけではありません。楽譜に書いてあることを、まずはクリアしてからの次の段階です。このCDのソロもたいへんゆっくりですが、それは技術的な問題ではなく、音楽的必然性だと思うのです。
そう考えると演奏は、ますます楽しくなるのですが、楽しむためには、心地よい音楽を奏でなくてはいけません。頑張りましょう。
それにしても、課題曲は、細かいところを、一つ一つ突くような練習をしなくては、様になりませんが自由曲は、我々の拙い演奏でも、高い音楽の品位が伝わってくるから不思議です。
心から、リムスキー=コルサコフに敬意を表します。
0 件のコメント:
コメントを投稿