吹奏楽部では、今年度マーチングの活動を、k中学校と合同で行うことにしました。
一言で合同といっても普段は違う学校で活動しているので簡単ではありませんでした。
まずは3月にマーチングの曲を合同で合奏することから始めました。
それぞれの学校で練習しておいて初めての合奏をしました。
初めはおそるおそる…という感じでしたが次第に慣れて音も練れてきました。
やはり人数が単純に倍になれば迫力は増します、
しかし反面うまくいかないところや乱れるところも倍になってしまうのです。
5月になって両校とも1年生を迎え、6月の市内大会の日に初めてのコンテを使った練習をしました。しかし1年生にとっては、まったく初めてということもあり、1曲目の前半で終わってしまいました。
次の合同練習はコンクールを終えて、7月後半でした。大会まで1ヶ月をきり、少しずつ焦りが見えてきました、毎日の練習では,各校だと全体が確認できず困っていました。
動きだけでも、上手くいなかないのに、これに音をつけたらどうなるだろうと不安だけが大きくなっていきました。8月前半に全てのコンテをもらい、まずは動きの確認ができました。しかしお盆休み前は、音と動きがバラバラでした。
お盆で4日ほど休んで、その後は、いろいろなところの体育館を借りて合同練習でした。これがなければ今年のマーチングは、メチャクチャになっていたと思います。
1週間の合同練習を過ごすとお互いの得意不得意もある程度理解し演奏演技にまとまりが出てきました。
県大会当日も朝から一緒に練習をして上越に移動しました。初めての体育館ですが落ち着いて演奏演技できたと思います。まずは悔いの残らない演奏演技ができれば良いと思っていましたが、結果的に11年ぶりの県代表に選ばれ喜びもひとしおです。これは暑いなか練習を頑張ったみなさんの成果であることは間違いありません。しかし私たちの活動は自分たちだけではできません。合同バンドを組んでくださった木戸中のみなさんやコンテを作ってくださった講師のS水先生、また送迎やバス代の支出や差し入れまで気を遣ってくださった保護者のみなさんの助力なしには私たちの成果は達成できなかったはずです。
すべての方に感謝しつつ、新潟県代表であることを誇りに、次のステップにである関東大会に進みます。西関東は新潟、群馬、埼玉、山梨の4県から代表が集まります。それぞれが県大会を経てきていますので、下手なところはありません。そのなかで良いという評価をもらうためには並大抵のことでは達成できません。私たちの努力が形になるためには、今までの練習+気持ちが大切なはずです。
私たちに1番欠けているもの、それは1番高い所に登ろうとする貪欲さなのではないでしょうか?それを獲得した時、私たちは今までにはない「新たな歴史と伝統」を築いたと言えるのではないでしょうか。私たちの手で新たな歴史の一歩を踏み出しましょう。
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