2020年5月18日月曜日

今考えること…。

3月はじめに突然発表された全国の休校から
2ヶ月あまりが過ぎ、次々と演奏会の延期や
大会の中止などが相次ぎ
新入生の入部も決まらず
今年度の活動が始まらないまま今を迎えています。
私も経験したことのないこの状況をどう受け止めればよいのか
理解ができません。
それは経験の浅い中学生・高校生ならなおさら大変だと思います。
しかし
この状況を嘆くだけでは何も発展しません。
全日本吹奏楽連盟の丸谷理事長は、今日の朝日新聞で
「つらい。とりわけ『来年』がない最上級生の子たちの
気持ちを思うと、心が痛む」と言っていました。
しかし、吹奏楽は、コンクールが最終到達地点ではありません。
丸谷先生は「吹奏楽は、呼吸を通じて協調の精神を育てる唯一の音楽ジャンルだ」
とも言っています。
私も、まったく同感です。
コンクールで金賞をとることも感動ですが
同じように演奏会で拍手をもらうことは
演奏者にとってなによりの感動体験になり
将来に向けての大きな手助けとなる…と信じています。

音楽を演奏する人がみんなプロの演奏家になるわけでは
ありませんが、プロでもアマでも音楽の感動は同じで
アマチュアのほうが、より純粋に感動に浸れて幸せなことは
多いと思うのです。


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