昨日、群馬で西関東アンサンブルコンテストがありました。
ミモザ、フルート三重奏は「楽しく、充実した演奏」を
行った…とメンバーは口々に言っておりました。
私も当日まで練習につきあっていましたが
良い練習をしていました。
そして和気藹々、いい感じでした。
きっと良い演奏ができるだろう…と思っていました。
(私は、会場まで行けなかったので…)
ただ結果は…どうかというと…「銅賞」。
残念そうな表情のメンバーでした。
でも私は、ただ残念というだけの気持ちではないのです。
西関東は県大会とは違います。
賞は、つきましたが
この賞は、演奏の良し悪しもさることながら
いかに大会に向けて完璧な準備をしたか?
という姿勢を表しているようです。
さらに言えば「音楽的主張」がどの程度伝わったか?
ということに集約されます。
しかし、これは実際に出場してみないとなかなかわかりません。
県大会…予選の段階では、評価の基準は、いかに整っているか?
「アラ」を見せずに、本番を終えるかが大きな課題だったと
思います。
でも大会が上に進めば進むほど、整っているだけでは
高評価を受けることはできない。ということがわかって来るのです。
それは、
実際に大会に参加してみて、肌で大会の雰囲気を感じ
出演者の熱気を目の当たりにして、
音楽を奏でる姿勢を学ぶのですね。
そういう面でも私たちは「新参」です。
学校の団体なら、先輩が後輩に
伝え教えていくべきところですが、
一般の団体では引く継ぎが上手くいかず
毎年、毎年リセットされてしまうところがあります。
たまたま、とても上手くて熱心なメンバーが集まらなくては
上位にはいけない。
そんな奇跡のような偶然に頼っていては
長期的な向上はないと思います。
私は、メンバーが毎年、目まぐるしく変わらない一般の団体は
それを効果的に利用して戦略的にコンクールやアンコンなどの
大会を生かして音楽性の向上をしつつ楽団の活動広報をしていくことが
私たちのような新しい楽団を発展させる要素な
のではないかと思います。
そういう意味では、また新たな1ページを開いたと言えます(^o^)